329日目 メリークリスマス!!in Ghana(2021/12/25)
オブロニがニャ(オニャンコポン(神様)の略)をつれてきたということで、クリスマスは「ブロニャ」というらしい。
職場では福利厚生として、お米と鳥が配布された。
「今日はクリスマスで職場から米と鳥が配られるから、キッチンに置いといて」
と同僚に頼まれて
「冷蔵庫入れといたらいい?」
って聞いて
「いや、入れちゃダメ!」
と言われて「???」と思っていたけれど、自分がすごく的外れなことを言っていたことが当日になってよくわかった。
多くのガーナ人は自分で捌けるらしい。
クリスマスプレゼントというわけではないが、職場からは2年よく頑張ったね、的な内容が描いてある特大の盾をもらった。
もっと大きいのを作ろうとしてたけれど、日本に持って帰れないと困るからスーツケースに入るギリギリのサイズにしたわ、
と気を利かせてくれたみたい。
それにしても大きいけれど。
普段は何をするのにも「予算がない、お金がない」と言っているのに(実際にない)、こんな風に作ってもらえたのはすごく嬉しい。
隣の高校生は全員実家に帰省して、近所の人たちは旅行に出かけた。
旅行に出るから鍵を預かってくれ、と玄関の門の鍵を渡されたので
いつ帰ってくるの?、と聞くと
「明日かもしれないし、一週間後かもしれない。まだ決めていないの。ただ、そんなには遅くならないと思う。」
と村上春樹の小説みたいな返しをされて、そんな無計画で何日分の着替えを持っていくんだろうと小さなトランクを眺めながら思った。
CPも結婚式の参加のために首都に行ってしまい、この上なく暇だ。
人生で一番暇なクリスマスかもしれない。
SNSに流れてくる美味しそうなご飯を眺めながら、帰国隔離が終わったら一番に何を食べようかと考えていたらクリスマスが終わってしまった。
本当なら結婚式に一緒に行く予定だったけれど、現在ガーナで2回目の濃厚接触者隔離中。
ガーナでは濃厚接触者の隔離の概念がないようなので、ガーナ保健所からの指示ではないんだけど。
コロナに罹ったわけでも、保健所の指示の濃厚接触者になったわけでもないのに、この2年間で何回目の隔離なんだろう。笑
帰国したらまた14日間隔離だし、合計約1ヶ月の隔離。
こうゆう時間を有効活用しなきゃとわかっているものの、ぐうたらしてしまうのをどうにかしなきゃ…。