国際保健 ガーナ300日生活

国際保健 ガーナ 300日生活

学校保健 in Ghana🇬🇭

後記 日本帰国後約2ヶ月経過 

 

 

帰国して約2ヶ月経過。

帰国してから、時間が経過するのがものすごく早い。

 

帰国後PCR検査を受ける場所で、忙しなくテキパキと働いている看護師さんたちの姿を見て、「日本に帰ってきたんだな」と思った。

 

帰国して10日くらいは、入国後コロナの厳格な隔離でホテルの部屋から1歩も出られない生活。

 

日本らしいきっちり感に懐かしさと窮屈さを感じつつ、それに対して「アメリカではもう~~~、未だに日本は~~~」と、愚痴をこぼす外国暮らしが長そうなおば様達の態度に嫌な気分になる。

 

 

窮屈さはあるけれど、このきっちり感で丁寧な仕事と慎重さのおかげで日本はコロナ感染者・死亡者を制限できていたんじゃないの、と言いたくなる。

 

 

外国を知りたいし、外国に行ったことがある分、外から見た日本というのは見えるようになったけれど、それを偉そうに語る大人にはなりたくないな、なんて思う。

 

 

f:id:ghana700:20220225113511j:plain

 

隔離が終わって、帰宅して色々と手続きやJICAの帰国後イベントに追われる。

 

ガーナでの出来事を語りながら、まるで遠い昔の出来事のような気分。

 

「イベントに追われる」と言ったって、仕事をしてた時に比べると、ものすごく暇を持て余した生活なのに、ガーナタイムが染み付いてしまったのか、ゆっくりすごしていたら1日があっという間に過ぎてしまう。

 

 

帰国後ちょうど、コロナの感染者が爆増し始めたこともあって、スマホには「単発バイト!」「保健所応援!」「看護師急募!」と毎日大量の派遣のバイト求人のメールが来る。

 

「暇してるし、みんな頑張ってるんだし、仕事しなきゃ」という気持ちと、「まだゆっくりしていたいし、まだ日本のテキパキ感に適応できてないし、私が働いても焼け石に水」という気持ちがせめぎ合って、後者が勝って未だにゆっくりした生活を送っている。

 

 

 

と、暇を持て余しているので、「日本に帰ってきたんだなー。」と実感したことを書き残しておこうと思う。

 

・ごはんがとにかく美味しい。

・ものすごく寒い。

・夜に気兼ねなく外に出られる。

・部屋の中に虫がいない。

・お布団がふかふか。

・電気と水が止まらない。

・お湯が出るし、お風呂の水が黄色くない。

・綺麗な公衆トイレがたくさんあるので、トイレの心配をしなくていい。

・外で知らない人たちが挨拶してくれない。(当たり前)絡まれないから楽な一方、透明人間になった気分。

・車に乗ったらシートベルトをつける時。

・静か。

・いろんなことが時間通り。時計を見る回数が増えた。

・ネットの通信速度が速い

 

 

3月から仕事が始まる。

やっとこさ、重たい腰を上げて。

さあ、再出発だ。