234日目 ただの感想⑧(2021/09/20)
家から一歩外に出ると、毎日何かしらの出来事が起きるので退屈しない。
退屈しないレベルではなく、ちょっと疲れるくらい毎日何が起こるか予想ができない。
くじ引きに手を突っ込んで○と×のどっちが出るかわからない感じ。
7-8割の高確率で○が出る、割と当たりが多いくじ。
親切な人や構ってくれる人たちに会うと気分がいいし、アジア人をバカにする声掛けをしてくる人や「お前はオブロニで金持ちなんだから金をくれるのは当然だろう」とばかりにお金をせびられた挙句、くれないのかよと罵倒して来たりする人と会うと気分が沈む。
異国で生きるってことはそうゆうことなんだから、と割り切ればいいものの、どうしても割り切りきれずに一喜一憂してしまう。
最近は親切な人だと思って話していても、私を通して日本行きの切符を手に入れようとする思惑や物をもらおうとする気持ちが見え隠れしてしまって、なんともいえない気持ちになることが多い。
そのせいで、ただただ親切にしてくれてるだけの人にも疑心暗鬼に陥ってしまっている自分がいることに気がついて、自分が嫌になる。
もらえるかはわからないがとりあえず私に言ってみる、というマインドはわからないでもない。
買わない宝くじが当たらないのと同じで、とりあえず言っておいてもらえたらラッキーくらいで言ってくるだけ。
ただそれが毎日毎日、いろんな人に言われると地味にボディブローを食らわされ続けている感じで、じわじわ疲れてきてしまう。
そんな時は家から出ずにくじを引かないという選択もできるが、それだと日本にいるのと大して変わらないことになってしまう。
だから多少落ち込むことがあっても、極力くじは引き続けるようにしている。
そんな中でCPの存在は本当にありがたいなあと思う。
友達というよりは母親の年齢なので、ガーナのお母さん的な存在。
いつも可愛がってくれるので、余計な心配をせずに会える。
それに日本に来たことがあるし前任と一緒に2年過ごした経緯もあるので、一般的な日本人の傾向を理解してくれていて、ガーナ人なりに私が困らないように配慮してくれているのが伝わってくる。
そういう存在が1人でもいると本当に安心感がある。
もう帰国まで3ヶ月と少し。
ゆるっと引き続き楽しもうー。