172日目 番外編活動【7】 という名の、最近の先生お手伝い特集(2021/07/20)
再赴任して約3ヶ月間、
・とりあえず学校の先生たちや生徒と仲良くなる
・ガーナの学校の様子を知る
ことを大切にしてきた。
そのため、とりあえず先生にお願いされること(かつ、子供の教育に良さそうなこと)には極力協力するようにしている。
そんな風に書きつつ、自分にとっても新しい体験ばかりなので、お手伝いをお願いされるのは嬉しい。
それに、先生たちの大変さを少し知ることができる機会になって良いなと思っている。
子供達の練習問題の採点
授業の最後に「exercise(練習問題)」を出すのが通例。
黒板に先生が出した問題を写して解くのだが、設問自体がよくわからない問題の場合があり、私でも答えがわからないものもある。笑
ちなみにガーナでは正解が「✔︎」で不正解が「×」や「〆」とする。
1クラス80人もいると、丸をつけてもつけても終わらない…。
これは先生も大変だ。
丁寧に丸付けしてくれた子供時代の先生たちを思い出して、真似できないなと思った…。
練習問題の採点する中で、全く授業内容を理解できていない子達が結構な数いることが分かってきた。
授業に即した動画を見せる
「冬を説明して欲しい、冬がわかる動画を子供達に見せて欲しい。」
「クジラが泳いでる動画を見せて欲しい」
実際に見たことのない世界を創造するのは楽しいし、結構好きだ。
けれど、それはある程度基礎知識があるから、想像力が働くのかなと思う。
偉大なるYoutube様のおかげで良い感じの動画を簡単に見つけられる。
子供達が食い入るように見てくれると、とても嬉しい。
算数の練習問題
真面目な生徒が勉強している箇所を教えてくれた。
授業時間なのに先生がおらず、わちゃわちゃ遊んでるところに練習問題を出題すると、きちんと問題に取り組もうとした子が三分の一くらい。
先生が戻ってきたら、全員取り組むことに。
ちなみに小4に練習問題を8問出したら、戻ってきた先生に「少し問題数が多いかな」とコメントをもらった。
日本の「練習ドリル」のようなものがないので、1つ1つの授業に対して「問題を解く量」が圧倒的に少ないと感じる。
学校の掲示物作成
「この教科書の絵を大きく描いて欲しい!」
とのことで先生が画用紙をくれた。
確かに教科書は全員分ないし、殺風景な教室よりは良いのかなあ、と。
上手い下手は置いておいて、絵を描くのは嫌いじゃないし描いてみた。
とりあえず3時間で描いた割には、原型がわかる程度に描けたはず….笑
日本の歌を紹介
幼稚園の先生が「カエルの歌」をすごく気に入ってくれた。
歌詞を
「ゲロッ ゲロッ ゲロッ ゲロッ
ゲロゲロゲロゲロ
クワッ クワッ クワッ」
だと思っていたら、正式には違ったことを知って衝撃的だった。
ゲロゲロ部分を楽しそうに歌ってくれたので、間違ったまま教えることにした。笑
先生たちの苦手意識強めな「絵」や、子供も大人も大好きな「歌」をお願いされることが多い。
正直、お世辞にも上手とは言えない絵を飾るのも大勢の前で歌うのも
「恥ずかしいからやだよー….」
と言いたくなるところだけど、そう言ってては何もできないからやるしかない….!笑
まあ、楽しみながらなんでもやってみようー!