185日目 小学生の期末テスト(2021/08/02)
現在、期末テストの真っ最中。
日本だと、
先生が問題を事前に作成&印刷して(または業者のプリント)
隣と席の間隔をあけて
自分の席に着席して
先生が裏返しで問題のプリントを配って
「初め!」の合図で一斉に回答開始
が一般的だと思う。
ガーナの学校では
(私がいる学校だけかもしれないけど)
テスト直前に先生が問題を考える
生徒を教室から締め出す
先生が黒板いっぱいに問題を書く
先生が生徒を呼ぶ
いつもの席に着席
(クラスによっては隣の席と間隔をあけるので、半分くらい外でテストを受ける)
生徒は罫線のペーパーをそれぞれ持参して問題を紙に写して解く
という感じ。
問題を写すことからスタートするため、後ろの席の子や目が悪い子、文字を書くスピードが遅い子は明らかに不利である。
それに、ボールペンは1人1本あるけれど、1つの消しゴム、鉛筆を数人で共有するので、テストで鉛筆が必要なものはまず鉛筆の獲得競争に勝てないと問題が解けない。
なんだか、勉強した/していない以前のハードルが高いなと思う。
ちなみに問題もあまり推敲されていないので、問題として成立していないものもある。
ということで、
「なんでこんなに点数低いのよ…。」
と愚痴を言う先生の隣で
「私が解いても半分以下の点数だなー。」
なんて思いながら丸付けをしている。
そして、数人ごとに記述の内容が一言一句お揃いの子たちがいることに丸付けしながら気づいた。笑
協力というべきか、カンニングというべきか。
もうこうなってくると、テストと呼べる代物なのかも怪しいよなあ、なんて思う。