111日目 ただの感想② (2021/5/21)
24h365日オブロニはオブロニ。
この一年だけ、肌黒くならんかなあー?笑
再赴任して約1ヶ月が経過。
私の任地はそんなに大きい街ではないんだけど、私以外にオブロニがいない。
(見かけてないだけでいるのかもしれないけど)
ということで、街中のどこで何をしていても目立つ。笑
「オブロニ ココ!」(肌の白い人。白いね!)と言われると「オビビニ トゥントゥン」(肌の黒い人。黒いね!)と返事をするのよ、とガーナ人に教えてもらった。
ちなみにオブロニというだけで
「綺麗だね!」「あなたの髪の毛大好きよ!!」
と毎日いろんな人が褒めてくれて嬉しい。笑
私はオビビニのぱっちり二重が羨ましいよ!!
紫外線に強いチョコレート色のお肌が羨ましいよ!!
顔をだんだん覚えてもらえてきたので、任地内での行動は安心感がある。
一方で、
「昨日〇〇で見たよ!今日〇〇に行ってたでしょ!〇〇買ったでしょ!」
って言われるし、行動を常々誰かに見られてる閉塞感がある。
たまには任地外で誰も知らないところでゆるゆるビール飲んで過ごしたいなあーー。
任地の外に出るの禁止。乗り合いバス禁止。暗くなっての外出禁止。と、ルールが多い。
なんだか時間が流れるのがゆっくりなせいか、久しぶりに一人暮らしで一人の時間が多いせいか、生活に慣れたせいか、娯楽が少ないせいか、すごく長い期間ガーナにいる気分。
最近、ガーナでの毎日が日常のありふれた風景になりすぎて、新鮮味のあるワクワク感が少なくなってしまった。
早くない…? 笑
もし家族や友達がみんなガーナにいるなら、「死ぬまでずっとガーナで生活ね」といわれても、まあいいかなーと思うくらいには、生活に慣れた。笑
毎日の生活費(家賃・光熱費・通信費・食費など)が平均50セディ(1000円)以下くらい。(内、家賃:20セディ/日)
なので、贅沢代含めて50万円くらいあれば、ガーナで1年間生活ができる。
節約すれば30万円くらいでいけるかな。
(ちなみに首都で日本並みの生活を送ろうと思えば、日本くらいのお金がかかるので、あくまで私の任地の話)
すごく仕事が嫌いで、極力働かずに生きて行くとすれば、日本で5年くらい必死に働いて500万くらい貯金して、10年くらいは毎日働かずにガーナで生活できる計算になる。
趣味が読書とかゲームじゃないと、すごく退屈そうだけど…。笑
ガーナの生活に慣れると、なんであんなに日本では多くの物事がきっちり進められるのか、逆に疑問が湧く。シンプルにすごい。
穴のない道路、綺麗に立つ家、ゴミの回収や交通機関は時間通りに来るし、電気も水も止まらない。
すごいと思いつつ、日本で働いていた時の職場の仕事のスタイルを思い出すと、仕事がきっちり進むのは当たり前だと感じるし、今までの先人の日本人達に感謝だなーと思う。
なんの話かわからなくなってきた。
とりあえず、「退屈」は人間にとっての苦痛らしいので、「今日」を「昨日」と区別してくれるための「事件」を求めて、積極的に外で時間を過ごそうと思う。
(「暇と退屈の倫理学」からの受けうり)