36日目 活動報告⓪ 教師に向けた心肺蘇生研修(2020/2/12)
今回は活動についての投稿です。
現地語研修や諸々の手続き、挨拶が終わり、活動が開始しました。
暫くはパートナーと一緒に動いて活動しようと思います。
今日、赤十字のすごく良いワークショップが見れたので。
学校の保健担当教師に向けての心肺蘇生法をガーナ赤十字主催で実施。
8時〜14時半の予定が遅れに遅れて、
1日目は12時〜14時半
2日目は10時〜14時半
の実施。
まあ、交通の便の悪い村からトロトロ(バス)で街に先生が集まって来てると思うと、遅れても仕方ないよなぁ、という感じ。
開始すると休憩なくぶっ通しでやるスタイル。
会場は教会。
ガーナ南部はキリスト教が主流で青空教会〜立派な教会まで沢山の教会があります。
(この教会は特に立派な気がする)
洗濯機、冷蔵庫を買うお金がない。
学校に水洗トイレを設置するお金がない。
と言いつつ教会にはお金が集まり立派な教会ができる。
現代の日本人的には「なんで?!?!」
と思うところもあるけれど、昔の日本人が貧しいながらに沢山立派なお寺を建てたことを思うと、そういうことなんだと思う。
さて、私が今回驚いたのは、ワークショップの質の高さ。
テーマ「First aid (応急処置)」
内容
・応急処置の効果、実施者の心得、Do/Don't
・人形を使った心肺蘇生法(大人版/子供版)
・回復体位
・失神、ショックについて
・傷の手当方法(三角巾の使用方法)
・鼻血の対処法
・捻挫の対処法(RICE)
・痙攣について
・蛇の噛傷について
そして終わりに上記内容のマニュアル配布。
費用
30c(約600円)
指導スタッフは全員ガーナ人。
内容もほぼ日本で学ぶことに近いレベル。
そして、ガーナ全土のGES(Ghana Education Service)と連携して巡回、各地域年1回ワークショップを実施しているとのこと。
もう、「赤十字様すごい!」って気持ち。笑
「ガーナ赤十字遊びにおいでよ!」
とスタッフも言ってくれたし、ぜひ行きたいなーと思う。
日本の保健室の先生はもちろん学んでる内容だと思うけれど、普通の学校の先生達もこういう研修を受けるのか知りたいところ。