56日目 トイレ事情ーオイルショックになってもきっとトイレットペーパーは売り切れないー(2020/3/2)
今回はガーナのトイレ事情をお伝えします。
(誰にも需要ないと思うけど、学校保健的には重要だと思う。)
日本はトイレットペーパーパニックで大変そうですね。
ガーナでは、小便→男も女も拭かない、スタイルの人が多そうなので、きっとトイレットペーパーがコロナで売り切れることは無さそう。
アフリカの某国に住んでいる人の投稿で
「トイレットペーパーが無くても電気も水道もあるんやから、健康なら水でケツ洗え!」
って言ってる人がいた。
まあ、極論そうなんやろうけど。笑
私はトイレットペーパー使いたいかな。笑
今までで見た感じ、ガーナのトイレには大きく分けて3パターンある。
1)小便用、大便用が別れているパターン
巡回している小中学校の多くはこのスタイル。私の働く事務所もこれ。壁が崩れかけていたり、ドアなかったり、空間が狭すぎて丸見えな生徒もちらほら。
【事務所のトイレ。壁はあるけど屋根と鍵はない。】
【小便用】
ただ、空間だけあって地面に向かって流して、乾かすタイプ。穴が空いてて外に垂れ流すスタイルもある。
子供たちは2×2mくらいの空間に10人くらい適当に入ってそれぞれ思い思いの場所でする印象。
大人は一人ずつ入って出てくる。
昼間は気温が35度くらいだから、地表は60度以上....すぐ乾くし....ぼっとんトイレを大小両方用にに使うよりも、これはある意味衛生的なのか...?うーん、学校保健隊員としては、詳しく調べたいところ。
トイレットペーパーを持って入る人も捨ててある現場も見たことがないからきっと使ってない。
【大便用】
平成生まれの私は日本では山小屋でしか見かけたことがないぼっとんトイレ。
穴だけタイプと椅子に穴が空いてるタイプがある。前者の方が衛生的な気がする。
トイレットペーパーを使ってるかは気になるけど、まだ聞けてない..。聞きたい。とりあえず、備え付けてはいないみたい。
2)野外
シンプルに、外。
男性も女性も子供も外で立ちションをしてる人をよく見かける。
しかも壁に向かってでなく、道路に向かってする人も多い。
首都の道路沿いでも見かけるのには少しびっくり。
学校によっては小便用の囲いがなくて、立ちションゾーンが決まっている所もある。
トイレがあるのに立ちションを学校内でしてる生徒が先生に怒られてたから、良くないって認識はあるのかな。
3)水洗式トイレ
スーパー、大型ショッピングモール、ガソリンスタンド、綺麗な教会、お金がある人の自宅等は水洗式トイレ。
日本のトイレと比較すると、流れる時の水圧がすごく強くて、大量の水を使う。
水不足気味でガーナ人は大切に水を使う人が多いから、少量の水で流れるトイレが普及すればいいのになと思う。
水洗式トイレがあるところには洗面台もあって、洗面台のある所には必ずハンドソープがある。ハンドソープに関しては日本の公衆トイレより徹底されてる印象を受ける。
毎日のトイレどうしてるのか問題
トイレ綺麗大国日本からやって来た日本人女性としては辛いガーナのトイレ達....。
トイレに行きたい→自宅orメルコム(近くのスーパー)orガソリンスタンド(トイレ綺麗)の3択が脳裏に浮かぶ。
もはや綺麗なトイレじゃなくても自分が行くトイレ基準として
・ドアと鍵があって中が外から見えない
・便座がある
・水洗トイレ
・トイレットペーパー(常に持参する)
この4つがあれば完璧。
村によっては水洗トイレが1個もなかったりするので、そんな贅沢なことを言うなと言われそうやけど、あるものは最大限活用して自分のQOLを保ちたい。笑