国際保健 ガーナ300日生活

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学校保健 in Ghana🇬🇭

90日目 活動報告① 前回→再赴任(2021/4/30)

1年前の赴任時は基本的にCPの仕事を知るために行動を共にした。

 

一緒に学校巡回をして、CPSHEPコーディネーター)からSHEP担当教諭に指導や確認しているのを一緒に付いて回る。

 

 

巡回型の活動の良いところは、地区の中の田舎の学校から街の中心地の学校まで見て回ることができて楽しい。

けれど、話の重要な部分は全部ファンティ語で話すため会話の内容が全然理解できない上、CPから先生への指導に重ねて私が意見を言うのはいまいちかと思う。

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ということで、1年前に2つの活動を提案した。

 

 

1)モデル保健室の設置に向けたモデル学校選定
2)ティッピータップ設置に向けたワークショップの準備

 

 

 

1)モデル保健室の設置に向けたモデル学校選定

「今回の再赴任で1年前とは状況が変わっているだろうし、情報収集からやり直すか」と思っていたら、なんとCPがモデル学校を選定してくれていた!!

 

 

前回の提案時にモデル校の私なりの選定基準を伝えておいてよかった

 

モデル校の基準として伝えたのは

SHEP担当教諭がやる気がある
・継続的に通える距離に学校がある
・ある程度の整理整頓ができる
・保健室用の空き部屋がある
・街の中心部の学校1校、田舎の学校1

5つ。

 

そのうち上3つが当てはまり、かつ私の家から近い学校2校を選んでくれた。

 

保健室用の空き部屋がある学校はそもそもない上に保健室の常駐できる立場の教員もいないので、「モデル保健室」は一旦諦める。

モデル校では、「子供たちが健康に学習ができる」のための取り組みをしようと思う。

 

本音としては街中と田舎の学校を比較して活動したいけれど、一旦は選んでくれた学校に週3日通う。

 

 

2)ティッピータップ設置に向けたワークショップの準備

 

これに関しては、政府がベロニカバケツ(簡易手洗い器)を全学校に配布・設置したことで、活動していないのに目標達成された。笑

 

「予算がなくて、そもそも手洗い場が学校にない」という最低限の状況は改善されている。

 

コロナも悪いことばっかりじゃないね。

 

 

===

 

もう一つ、仕事の中でコロナのおかげで良かったことがある。

月・金はスタッフみんなで事務所に集合、 火・水・木は直接学校巡回に行って良いことになった。

 

そのため、月金でCPに報告と相談して、火水木は学校にずっと滞在できる。

メリハリがついて丁度良いな、と思う。

 

 

ということで、今後の活動は2つの学校に通う予定。