国際保健 ガーナ300日生活

国際保健 ガーナ 300日生活

学校保健 in Ghana🇬🇭

88日目 帰任、新しい家にお引越し(2021/4/28)

 

題名の日数は前回のスタートから起算して、ガーナの滞在期間にしようと思います。

 

 

 

1年前に建設途中だった家は、未だに完成していなくて、

1年前に買い物に行った時に働いてた人は今も変わらずに同じ場所で働いている。

 

 一方で、コロナのおかげでガーナの公衆衛生への意識は高まった。

コロナも悪いことばっかりじゃない。

 

今回の再赴任での1年前との変化をご紹介。 

 

 

No1)至る所に簡易手洗い器が設置された

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街中でベロニカバケツ(簡易手洗い器)を見かけることが多くなった。

 

 

そして、政府が全学校にベロニカバケツ・ハンドソープ、紙タオルを支給。

これはびっくり!!

手を洗う場所がない学校にティッピータップを設置しようと思っていたのが、何もしてないのに達成されました。

(政府の政策は偉大だ)

 

ちなみにハンドソープを子供が無駄遣いするからという理由で、ベロニカバケツ内の水にハンドソープが混ぜてある。

ある意味なるほど、、、?なのか、、、??

 

ちなみに、生徒一人ずつに手指消毒液・布マスク3枚が配られたみたい。

 

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No2)教会も学校も脱密&マスク(しようとしている)

 

教会は2部制にして人数を分散させて、学校は100人いた教室を半分にして50人にしている。

ただ、学校は教室が足りないから、結局80人くらいのクラスもある。

オンライン授業なんてできるわけがないし、物理的に脱密は難しい。

 

マスクは不織布マスクが路上でバラ売りしてあって手に入りやすいけれど、

みんな暑すぎてずっとつけてられないし、きちんとマスクで感染対策できている人はごく少数な印象。

 

 

 

 

No3)ネットの回線が良くなった

 

これは私個人的な話。

 

理由としては

1)携帯をハーウェイからiPhoneに変えた。

2)新しい家の地域の電波が前住んでたところより良かった。

 

ネットの回線が良い=家でのQOLが爆上がり。

今の所、日本とのLINE通話ができる、youtubeが見れる程度の電波をキャッチできている。

 

前回、LINEも送れないくらいネットが使えなかったから、本当に嬉しい。

 

 

 

 

No4)家が良くなった

 

これも個人的な話。

 

<前回>

・電気代が自分で払えなくて同居人のチャージ不足で電気が頻繁に止まった。

1階だったから、窓の横を人やヤギが横切るのが気になっていた。

・職場のトップの家の一角だったからなんとなく気疲れした。

・水が出る場所が不便、シンクがない。

 

 

<今回>

・電気代が自分で払える!!(事前払い制なので、かなりの金額を最初にチャージした)

3階で人の目が気にならない。

・シャワーヘッドから水が出る。キッチンにシンクがある!!

1階に雑貨屋さんがあって便利。そして、そこのマダムが親切にしてくれる!!

 

 

ということで、家のランクが上がって、10倍くらい生活しやすくなった。

 

 

 

 

===

 

 

 

去年、私が任地に荷物を置き去りにしてから約1年。

元同居人が荷物を売ろうとしていたところをカウンターパートが止めて、全部家に持ち帰って保管してくれていた。

 

 

「戻ってくると信じてたし、戻ってきた時に荷物がないと困るでしょ?」

 

 

冷蔵庫、ガスコンロ、ベッド、机、椅子・・・・

家の中で保管するにはすごくスペースを取るものばかりなのに、

私がガーナで過ごした時間はそんなに長くないのに。

 

 

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オブジェのようにリビングに飾ってくれていた私の冷蔵庫。笑

 


ありがたすぎて、泣きそうになった。

 

 

ということで、カウンターパートのおかげでスムーズに生活スタートできました!