国際保健 ガーナ300日生活

国際保健 ガーナ 300日生活

学校保健 in Ghana🇬🇭

コロナで一時帰国中の約1年間(2021/4/20)

ふと、思い出しました。

そういえばガーナの記録用にBlog書いてたんだ

 

 

すっかり忘れてたし、そもそもBlogをやっていることをほとんど誰にも言っていなかったから誰も見てないはずなんだけど・・・。

誰にも知られていないBlogの存在意義とは・・・。

 

 

記事がある程度溜まったら、FBとかに投稿しようかなー。

そしたら、誰か興味持ってくれるかな?笑

ひっそりと書いていたい気もするな?笑

 

 

とりあえず、自分の記録用に更新しようと思う。

 

 

元々は「ガーナ700日生活」っていう題名だったのに、コロナで約1年日本にいたから、「ガーナ300日生活」に題名変更。

 

えらく短くなってしまったけれど、仕方ない。

 

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日本ではもう、コロナコロナコロナ、、、感染者数をググらない日はほとんどない日々。

感染拡大期は忙しくなると夢でも働いてるし、現実でも働いてるし。

 

 

 

自分の不甲斐なさとか、経験不足とか、もうどれだけ頭の中でぐるぐるいろいろ考えた結果、

「力不足だ……でもでも、今自分ができることをとりあえず全力で頑張ろう。」

と、何回思ったことか。

 

 

仕事自体はやりがいがあって、辞めたいとは全く思わなかった。

 

 

というより、仕事で関わる人たちに、勿体ないくらい大切にしていただいてたくさんのことを教えてもらえたから、大変さよりも仕事自体がおもしろかった。

 

いろんな経験をさせてもらって見識が広がった気がする。

 

 

あまり知られていないけれど、第一波の「コロナ?よくわからんやばいウィルス??」ぐらいの時から、ご飯の配膳とか患者さんの誘導とか防護服を着てやってくれてたの、公務員の方達なんですよ!!(急にアピール)

 

 

コレラの殺処分とか、鳥インフルエンザの殺処分とか、災害時の復興とか、全部公務員の方達は出動するらしい。

 

 

 

 

まあ他にもいろいろ、

「公務員の仕事かっこいいぃぃぃぃ!」と気づいてしまった1年でした。

 

 

 

まさかのガーナ帰任の直前に、関西でコロナ感染が爆増し始めて、

ガーナに来てからも毎日地元のコロナの感染者数をチェックして増加しているのを見る度に

「日本で働いていた方が良かったんじゃないか」

と思ってしまう。

 

 

SNSで看護師の勤務がしんどい話を見る度に申し訳ない気持ちになる。

 

 

一方で、マンパワー的に働くのは、私一人いなくても代わりが沢山いるか、と思うし、

もう今更ガーナから戻っても逆に変異株を持ち込む可能性もあるし、迷惑なだけだな、と自己完結して納得する。

 

 

去年からずっと頑張り続けている医療職の人たちには申し訳ないけれど、日本で頑張れることは頑張った。(そう思いたい)

 

 

すごく当たり前なんだけど、1つの選択をすると、あとの選択肢の中にあった未来は消える。

 

 

日本にいたら看護師として頑張れてたと思う。

旦那と一緒に暮らしながら地元で働くなんて未来もあったかもしれない。

 

 

現実、私はガーナに来ることを選択して、ガーナにいる。

 

 

家から職場に来て、何言ってるよくわからないファンティ語混じりの英語での会議をなんとなく聞いている。同僚がくれたガケンケとぺぺと干した魚とオレンジを食べた。

 

最初はきっとこうゆう時間をゆっくり過ごすことが大事だと信じつつ、地元に居続けたのとどっちの方が世のためになるのかと思ってしまう。

 

 

ただ、私の命は私のもので、ざっくり換算するとあと50年くらいの寿命で、そのうちの25年くらいは子育て・家庭を大切にしたいし、若かりし身体で途上国にがっつり関われるのは[今]なんだよね。

 

それに[戻りたいよ、戻る方法ができたら、必ず戻るね、]と同僚にずっと言っていたのに戻らないっていうのは、何だか私にはできない。 

 

 

 

1日1日がすごく色濃く感じる。

 

懐かしさがある人に会ったり、多少のトラブルに動じなくなったのは、去年たった3ヶ月だけど懸命に過ごしたからかな。

 

 

ガーナで生活すると、日本でいかに電気水を沢山使ってゴミを大量排出して生きてるのか思い知らされる。

 

めちゃくちゃ節約して電気使ってるつもりだけどきっと一般ガーナ人より電気代高いし。(ドライヤーがきっと原因)

 

ストレスならん程度にめちゃくちゃ節約して水使ってるけど、大きいバケツ3杯分くらいは1日で使ってる。

 

ゴミの定期回収なんてのはないから、どうしよう。

 

 

 

ガーナに戻って来て、それを喜んでくれるガーナ人達がいることが心の救いだし、ガーナのために頑張ろう、と思う。