50日目 ボッタクリをしてくる人は悪い人なのか?(20202/26)
途上国に行ったことがある人は経験したことがあるんじゃないでしょうか?
.<<<ボッタクリ>>>>
値札のない商品、値段を聞くと想像より高い金額、回転速度の早いタクシーメーター。笑
地元民が買ってる隣で同じものを買おうとしたら私だけ高い。割引けば割り引くほどどんどん安くなるから定価はいくらなんだと言いたくなってしまう。
【近くの街のマーケット】
ただ、
「途上国で出会うぼったくりって本当に悪いことなのか?」
問題が私の中で浮上。
学生の時は貧乏旅行だったし、アンチボッタクリ。
相場より高く物を買ってしまっては「騙されたー」と後悔。
地元の人が50円で買ってる横で「お前は外国人だから100円払え。お前には100円じゃないと売らない。」って宣言されて、なぜか悔しくて泣くほど喧嘩したこともある。笑
そこから至った結論は、
定価が決まってないから、もっと安くなるんじゃないか?って思ってしまう。自分が欲しいものの価値の値段は自分で決めて買う。
そう決めてから、買い物がしやすくなった。
そして、社会人になってから思ってたことを分かりやすく、Twitterで書いてる人がちょうどいた!!
「途上国での数百円~千円程度の買い物でも値切っただのボラれただの躍起になる観光客や出張者がいるけど、アナタが値切ったせいで土産屋のオバチャンん家の晩ご飯のおかずが一つ減るかもしれないし、多く払った数百円はお菓子に変わってオバチャンん家の子どもたちを笑顔にするかもしれないよ。」@irukaotokoさん
そうなんですよ。
外人を見たから値段を上げるって誠実じゃない!って意見ももちろん分かるんやけど、現実問題として毎日の生活費がその日の売上で変動してる人たちがいる。
そして、明らかに国によってお金の価値は違う。
(ゲストハウスしてた時にスイス人学生達がチップで6000円も置いていってくれた時に物価の差を感じた。笑)
もちろん、バカ高く値段設定されたら文句を言うけど、数百円ならこれで魚でも買って栄養をつけて...って思う。
ガーナ人はお酒や煙草なんかの体に悪い嗜好品を好まない人が多いから、きっと儲かった分はご飯か教会orモスクの献金に使われるだろう。
ちなみにガーナではちょこっと高めに値段設定されることがあるくらい。
バカ高いボッタクリはされない。
(きっと観光地じゃないからかな?)
むしろ、マーケットのマダムが値段まけてくれたりおまけをくれたりします。笑
(その気持ちは素直にすごく嬉しい)